PROFILE
- ご本人
- 34歳・メーカー勤務(品質管理)
- お相手
- みさきさん(仮名)・同い年・医療事務
- 担当
- カウンセラー 伊藤
婚活アプリを2年続けましたが、いつも2〜3回のデートで終わっていました。34歳で結婚相談所に入会して、お見合いでは2回お断りされています。3回目に会ったのが、いまの妻です。
「また連絡するね」で終わる2年間
アプリを始めたのは32歳の夏です。マッチングして、メッセージして、会う。でも2回目あたりで「また連絡するね」と言ったきり、お互い連絡しなくなるんです。何度それを繰り返したか、もうわかりません。
名古屋市内のメーカーで品質管理をしています。面白い話ができるタイプではありません。話し方が悪いのか、見た目なのか。何がいけないのかわからないのが、一番しんどかったですね。
34歳の春、同期から「結婚した」と連絡が来ました。結婚相談所を使ったそうです。正直、相談所には「昭和っぽい」「営業がきつそう」「高そう」というイメージしかありませんでした。でも同期は「思ったより全然ちがかった」と言うんです。
お金もかかりますし、それでダメだったらもっとへこむだろうな、と。しばらく迷いましたが、2年やって変わらなかったんだから、やり方を変えるしかないと思いました。
プロフィールより先に聞かれたこと
無料相談には2〜3か所行きました。最初のところは丁寧でしたけど、プロフィールの書き方と写真の話ばかりで、就活の面接対策みたいだったんです。
マリッジオーシャンを選んだのは、名古屋駅から近かったから。正直、それ以上の期待はありませんでした。
担当の伊藤さんは、プロフィールの話より先に「ふだん休日は何してますか」「どういうときに、一緒にいてラクだなって感じますか」と聞いてきました。答えているうちに、自分が相手に何を求めていたのか、少しだけ見えた気がします。
その日は「少し考えます」と言って帰りました。費用のこともありましたし、ここに頼っていいのかという迷いもあって。1週間考えて申し込みました。最後は「お金が惜しい」より「このままが嫌だ」が勝った、という感じです。
自分ばかりしゃべっていた
最初のお見合いは入会から3週間後でした。緊張しすぎて、相手の話をほとんど覚えていないんです。自分ばかりしゃべっていた気がします。数日後にお断りの連絡が来ましたが、意外ではなかったですね。
2回目は少し落ち着いて話せたのに、また断られました。理由を聞くと「お相手の気持ちの問題なので、特定は難しいです」とのこと。それはそうだと思いつつ、はっきり言ってほしい気持ちもありました。
3回目がみさきさん(仮名・同い年・医療事務)です。プロフィールの趣味欄に「ドラマ一気見」とあって、なんとなく親近感が湧きました。
当日、彼女は時間ちょうどに来ました。席に着くなり「緊張しますよね、こういう場って」と言ったのは、彼女のほうだったんです。「何を話せばいいか、よくわからないですよね」と返すと、「そうなんですよ、毎回困ります」と笑ってくれて。
1時間があっという間でした。帰り道に「楽しかった」と思って。そう思えたのは、本当に久しぶりでした。
返信が来ない夜
仮交際に入って、月に3〜4回会うようになりました。1か月半ほどして、不安が出てきたんです。みさきさんは仕事が遅くて、平日は返信が来ない日があります。僕はすぐ返すタイプなので、そのテンポの差が気になってしまって。
気持ちが薄いのかなと疑いはじめると、デートでも探るような目で見てしまうんですよね。そんな自分が嫌でした。
伊藤さんがみさきさん側に確認してくれて、「性格的なもので、気持ちが変わったわけではないそうです」と教えてくれました。少しは楽になりましたが、本人から聞いたわけではありませんから。
結局、自分で「返信が来ないと少し気になる」と伝えました。返ってきたのは「夜遅くに来たのは翌朝返すことにしてた。言えばよかったね」。なんだ、そういうことか、と。それでもしばらくは、夜に返信がないと気になっていましたけどね。
真剣交際を決めたのは、仕事でミスをして胃が痛かった日のことです。「今日ちょっとしんどいかも」と言うと、「じゃあ早めに切り上げよう」。すぐに解散になって、面倒だったのかなと少し思いました。でも翌日、「昨日大丈夫だった?」とLINEが来たんです。責めることも、大げさにすることもないんです。その距離感が、僕には合っていました。
「え、今?ここで?」
真剣交際から2か月。サプライズを演出する器用さはないですし、みさきさんがそれを喜ぶかもわかりませんでした。
いつも行く駅近のファミレスで、食後のコーヒーを飲みながら言いました。「あの、一緒に生活してみたいと思ってるんだけど……結婚、考えてみてもらえないかな」
みさきさんは一瞬黙って、「え、今?ここで?」と苦笑い。「ダメだった?」と聞くと、「ダメじゃないけど……まあ、うん、よろしくお願いします」と言ってくれました。
今は入籍して、同じ家に住んでいます。子どものことや将来の住まいのことは、まだ話し合いの途中です。
仲人より一言
最初の面談では、ご自身のことを話すのが得意ではなさそうで、お見合いの練習をしてもどこか硬かったんです。それでも、2回お断りが続いたあともやめずに続けてくださいました。みさきさんと出会ってから、少しずつ表情が変わっていくのがわかりました。おふたりとも、おめでとうございます。
マリッジオーシャン カウンセラー 伊藤
アプリに疲れた、相談所はまだ自分には早い気がする。
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