「周りはどんどん結婚していくのに、私はまだ恋愛らしい恋愛もしていない」。婚活を始めたいけれど、恋愛経験が少ないと何から手をつければいいのか分からない。焦る気持ち、よく分かります。夜、同じような言葉を何度も検索している人もいるはずです。
大丈夫です。恋愛経験を積んでから婚活する必要はありません。最初の一歩は、結婚で大切にしたいことを書き出すこと。順番どおりに準備すれば、経験の少なさは不利になりにくいものです。
この記事では、婚活カウンセラーの立場から、始める順番を5つのステップでお伝えします。交際経験の話題が出たときの答え方まで扱いました。気になる章からどうぞ。
この記事で分かること
- 今日から動ける、婚活の最初の一歩
- 経験の少なさが不利になりにくい理由
- 迷わずに選べる、自分に合う出会い方
- 緊張しても続く、初対面の会話の順番
- 交際経験を聞かれても慌てない答え方
この記事を書いているのは、名古屋駅前の結婚相談所「マリッジオーシャン」のカウンセラーです。恋愛経験が少なくても、自分のペースで誠実に向き合える婚活があっていい。私たちはそう考えています。どんな人が相談に乗っているかは、マリッジオーシャンのスタッフと店舗の紹介でご覧いただけます。
1. 恋愛経験が少ない人の婚活は、何から始めればいい?

最初にやるのは、出会いの場に飛び込むことではありません。結婚生活で大切にしたいことを書き出し、それに合う出会い方を選ぶ。この順番です。
恋愛経験が少ない人ほど、「まずは誰かと会って慣れなきゃ」と考えがちです。けれど、軸がないまま会うと、会うたびに迷いが増えていきます。まずは軸をつくる。先に軸をつくる人のほうが、迷わずに進めます。
1-1. 交際経験がない人は、実は少数派ではない
友人の結婚式の帰り道、引き出物の紙袋を膝にのせて電車に揺られながら、「私だけ取り残されている」と感じた夜。誰にでもあります。
国立社会保障・人口問題研究所の「第17回出生動向基本調査」(2025年調査、2026年公表の結果の概要)を見てみます。恋人として交際した経験がない25〜29歳の未婚女性は、31.5%でした(n=534)。20代後半の未婚女性の、およそ3人に1人です。同じ年代の未婚男性では42.3%(n=485)。思ったより多い数字です。
経験が少ないことを、ひとりで抱え込まなくていい。この数字の中には、これから婚活を始める人もたくさんいるはずです。ここからで間に合います。
1-2. 婚活を始める順番は5ステップ
恋愛経験が少ない人の婚活は、次の5つの順番で進めると迷いにくくなります。表の「最初の一歩」は、どれも今日できる小さな行動です。一つずつで大丈夫です。
| ステップ | やること | 最初の一歩 |
|---|---|---|
| 1. 大切にしたいことを書き出す | 結婚後の暮らしを言葉にする | 休日の過ごし方をノートに3行書く |
| 2. 出会い方を1つ選ぶ | 一人で進めるか、相談しながら進めるかを決める | 気になる方法のページを1つ読む |
| 3. 第一印象を整える | 清潔感と、場に合った服を用意する | 最近の自分の写真を1枚見直す |
| 4. 会話の順番を決めておく | 質問→共感→自分の話の流れを覚える | 初対面で使う質問を3つメモする |
| 5. 相談できる相手をつくる | 迷ったときに話せる人を決める | 話せそうな人か窓口を1つ思い浮かべる |
1つ目が、いちばん効きます。とはいえ「経験がないまま婚活して、本当に相手にされるの?」という不安は残るはずです。次の章で、その不安に答えます。
2. 恋愛経験の少なさが婚活で不利になりにくい理由
婚活は、恋の駆け引きのうまさを競う場ではありません。結婚相手を探す人が見ているのは、この人と穏やかに暮らせるかどうかです。経験の量とは、別の話。
恋愛は、気持ちが先に動き、あとから相手を知っていきます。婚活はその逆で、結婚観や暮らし方を先に確かめ、そのうえで気持ちを育てていくものです。順番が逆なのです。だから恋の経験が少なくても、同じスタートラインに立てます。しかも、経験が少ない人には、婚活で生きる強みがあります。
まず、比べる相手がいないこと。過去の恋人と目の前の人を重ねずに、その人自身を見られます。次に、相手の言葉をまっすぐ受け取れることです。駆け引きの癖がないぶん、言葉の裏を読みすぎずにすみます。そして、関係を一から一緒につくれるのも強みです。「ふたりのやり方」を、相手と相談しながら決めていけます。
ただ、経験が少ないからこそ、つまずきやすい場面もあります。たとえば、楽しかった気持ちのまま、夜遅くに長いメッセージを何通も送ってしまう。2回目に会う前から、気持ちだけが先に走ってしまう。誰にでも起こります。どちらも、相手を大切に思うからこその行動です。
布団の中で、送信ボタンの上で指が止まる。「これ、送っても重くないかな」。迷って当然です。そんなときすぐ聞ける相手がいるかどうかで、結果は変わります。この話は、ステップ5で詳しくお伝えします。
では、何から手をつけるか。最初のステップから見ていきましょう。
3. ステップ1:婚活の前に「大切にしたいこと」を書き出す
最初のステップは、結婚後の暮らしを言葉にすることです。年収や身長のような条件ではなく、どんな毎日を送りたいかを書きます。それが、出会い方を選ぶときの軸。紙1枚で足ります。
仕事から帰って夕飯をすませ、自分の部屋の机に向かう。ノートを開いても、最初の数分は何も書けないかもしれません。それで普通です。これまで、考える機会がなかっただけ。手が止まったら、次の3つの問いから答えてみてください。
1つ目は「休みの日を、どんなふうに過ごしたいか」。家でゆっくりしたいのか、二人で出かけたいのかで、合う人は変わります。2つ目は「意見がぶつかったとき、相手にどうしてほしいか」。すぐ話し合いたい人もいれば、少し時間を置きたい人もいます。3つ目は「仕事と家庭を、どんな割合で続けたいか」。ここが決まると、お相手に聞きたいことがはっきりします。答えは一言で十分です。
書いたものは、誰にも見せなくていい。自分用のメモです。恋愛経験の多い少ないとは関係なく、自分の言葉で書いた軸は、そのまま強みになります。
もうひとつ決めておきたいのが、婚活に使える時間です。平日の夜に1時間なのか、週末の午後なのか。予定は先に入れる。カレンダーに枠があるだけで、気持ちが乗らない日でも動き出しやすくなります。軸と時間が決まったら、次はそれに合う出会い方を選びます。
4. ステップ2:恋愛経験が少ない人に合う出会い方の選び方

出会い方を選ぶ軸は、「一人で進めたいか、誰かに相談しながら進めたいか」です。経験が少ないうちは、相談できる仕組みがある方法のほうが迷いにくいでしょう。最初は1つに絞りましょう。代表的な出会い方を、向いている人と気をつけたいことで整理しました。
| 出会い方 | 向いている人 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| マッチングアプリ | 自分のペースで、たくさんの人とやりとりしたい人 | 相手の結婚への本気度を、自分で見極める必要がある |
| 婚活パーティー・イベント | 実際に会って、雰囲気を確かめたい人 | 短い時間で何人とも話すため、緊張しやすい人は疲れやすい |
| 結婚相談所 | 結婚を前提に、相談しながら進めたい人 | 費用がかかり、活動のルールに沿って進める |
| 友人・家族からの紹介 | 信頼できる人のつながりを大切にしたい人 | 紹介者への気遣いが生まれ、断りにくいことがある |
どれが正解ということはありません。相性の問題です。見るべきは、ステップ1で書いた軸と合うかどうか。たとえば「休日は家でゆっくりしたい」と書いた人が毎週末パーティーに通うと、それだけで疲れてしまいます。
アプリの画面を何十人分もスクロールして、「みんな同じに見える」と手が止まる。それは、方法を変える合図かもしれません。迷ったら選び直す。合わない方法を続けるより、選び直すほうが近道です。
結婚した人の道のりも参考に。マリッジオーシャンの成婚者の声で読めます。出会い方が決まったら、次は会う前の準備です。
5. ステップ3・4:第一印象と会話は「経験」より「準備」で整う
第一印象も会話も、センスより準備で変わります。前日までに整えておけば、当日は相手の話に集中できます。経験の差は、準備で埋まる。
5-1. 第一印象は清潔感と「場に合った服」で十分
初対面で見られているのは、おしゃれさより清潔感。髪の毛先、爪、靴の汚れ、服のしわを見直すだけで、印象はやわらかくなります。着飾るより、整える。その気持ちで十分です。
服は、会う場所で選びます。ホテルのラウンジなら、えりのあるシャツやきれいめのワンピースなど、少しかしこまった服がなじみます。カフェなら、普段より一段きちんとした服で大丈夫です。
プロフィール写真を使う出会い方なら、写真も第一印象の一部です。最近撮った写真を見返して、表情がこわばっていないか確かめてみてください。見返すのは1枚で大丈夫です。
5-2. 会話は「質問→共感→自分の話を少し」の順番で
会話が続かない原因は、話す内容より順番にあることがよくあります。手元の紅茶が冷めていくのにも気づかず、沈黙が怖くて自分の話を重ねてしまう。「もっと喋らなきゃ」。順番を変えるだけで、この焦りは小さくなります。
たとえば、休日の話題で。
変える前
あなた「休みの日は何をしているんですか?」
相手「映画を観ることが多いですね」
あなた「そうなんですね。私は家にいることが多くて、最近は動画ばかり見ていて……」
変えたあと
あなた「休みの日は何をしているんですか?」
相手「映画を観ることが多いですね」
あなた「いいですね。最近観た中で、心に残った作品はありますか?」
相手「先月観た家族の話がよくて」
あなた「家族の話、気になります。どんなところがよかったんですか?」
変えたのは、話の主役を一度相手に戻したことです。自分の話は、質問と共感のあとに少しだけ。会話は、それで続きます。
質問は、前日に3つだけスマホにメモしておくと安心です。「休日の過ごし方」「最近うれしかったこと」「行ってみたい場所」。3つで足ります。答えやすい話題から入るだけで、相手の表情もゆるみやすくなるでしょう。
ただ、会話が弾んできたころに、ふと聞かれることがあります。これまでの交際経験の話です。
6. 交際経験の話題が出たときの、無理のない答え方
うそはつかない。すべてを話す必要もない。聞かれたら短く事実を伝え、話を「これから」に向ける。これで十分です。
「重い人だと思われたらどうしよう」。その場面を想像するだけで、胸のあたりがきゅっと縮む人もいるでしょう。お見合いや初デートの席で、カップを持つ手に力が入る。だから先に練習します。答え方の考え方は、次の3つです。
まず、初対面で自分から打ち明けなくて大丈夫。最初は人柄を知る時間です。過去の話は、関係が深まってからで十分です。次に、聞かれたときはごまかさずに短く伝えます。話を盛ったり、いない恋人の話をつくったりすると、あとで自分が苦しくなるからです。最後に、過去の話で終わらせず、これからの希望につなげます。相手が知りたいのは人数より、あなたが関係にどう向き合う人かということなのです。
たとえば、こんなやりとりです。
相手「これまでお付き合いしてきた方って、どんな人でした?」
あなた「実は、きちんとお付き合いした経験はほとんどないんです」
相手「そうなんですね」
あなた「仕事に打ち込んでいるうちに、時間がたっていて。だからこそ、これからは時間をかけて一緒に関係をつくれる方と出会いたいと思っています」
相手「そういう考え方、すてきだと思います」
経験の少なさを、これからの姿勢として伝えています。相手の心に残るのは、過去より今の向き合い方です。印象はここで変わります。
経験が少ないことを知られたくないと思うのは、自然な気持ちです。隠すほど、ぎこちなくなる。短く話してしまえば、案外あっさり次の話題へ流れていくもの。
それでも、一人は心細いですよね。最後のステップは、その心細さへの備えです。
7. ステップ5:一人で抱えず、相談しながら婚活を進める
最後のステップは、迷ったときに話せる相手をつくること。友人でも家族でも、婚活のカウンセラーでもかまいません。相手は誰でもいい。判断を一人で抱えないことが、経験の少なさを補います。
経験が少ない人がつまずくのは、能力の問題ではありません。判断の材料が少ないだけです。「このペースで連絡していいのかな」「2回目に誘ってもいいのかな」。迷ったときに一言聞ければ、遠回りをせずにすみます。
仕事が終わって家に着き、家族が寝静まった夜。自分の部屋でノートパソコンを開き、相談の画面につなぐ。そんな形の婚活もあります。
結婚相談所も、その一つです。マリッジオーシャンは名古屋駅前にありますが、オンライン面談にも対応しています。平日夜の面談ができ、オンラインなら21:00以降も相談できます。サポートの柱は、「第一印象(外見・身だしなみ)」「会話が続く恋愛コミュ力」「仕事帰りでも続けられる平日夜婚活」の3つです。ステップ3・4と重なる部分です。
たとえば、初めての相談ならこう。
相談者「恋愛経験がほとんどなくて、何から話せばいいのかも分からなくて」
カウンセラー「大丈夫ですよ。今日は、どんな毎日を送りたいかを一緒に言葉にするところから始めましょう」
相談者「それなら、話せそうです」
カウンセラー「書いてきたメモがあれば、それも見せてください。そこが出発点になります」
経験の量からではなく、これからの希望から話を始める。そんな相談の場もあります。同じ目線で考える相手がいると、婚活は続けやすくなります。
相談から入会、お見合い、成婚までの進み方は、マリッジオーシャンの結婚までの流れにまとめています。
8. よくある質問
8-1. 恋愛経験がゼロでも、婚活を始めて大丈夫?
大丈夫です。婚活は結婚相手を探す場で、恋愛の経験量を競うものではないからです。まずは、結婚で大切にしたいことを書き出すところから始めてください。
8-2. 婚活の前に、恋愛経験を積んでおいたほうがいい?
経験を積むためだけに誰かと交際する必要はありません。婚活の中で人と会い、話すこと自体が経験になります。経験は後からついてきます。不安な場面は、相談相手に聞きながら進めれば十分です。
8-3. 交際経験がないことは、自分から伝えるべき?
初対面で、自分から伝えなくてもかまいません。聞かれたときは、うそをつかずに短く事実を伝えます。そのあと、これからどんな関係をつくりたいかに話をつなげてください。難しく考えなくて大丈夫。
8-4. 家族に話す前に、まず一人で相談してもいい?
もちろんです。マリッジオーシャンはオンライン面談にも対応していて、21:00以降の時間帯も選べます。自分の部屋から、話を聞いてみるだけでもかまいません。
あなたへのメッセージ
恋愛経験が少ないことを、遅れだと思わなくて大丈夫です。それは、目の前の仕事や家族、自分の毎日に誠実に向き合ってきた時間でもあります。焦る夜もあるでしょう。あなたのペースで進めばいい。ノートに一行書けた日は、もう前に進んだ日です。
応援しています。
今すぐできること
- 結婚後の休日の過ごし方を、ノートに3行書く
- 婚活に使える曜日と時間を、カレンダーに1つ入れる
- 最近撮った自分の写真を1枚選んで見直す
- 初対面で使える質問を、スマホのメモに3つ書く
- 気になる出会い方のページを1つ開いて読む
婚活は、経験の多い人から順に結婚が決まっていく場所ではありません。準備して、迷ったら聞く。その積み重ねが、出会いを少しずつ近づけてくれます。今日の一歩は、ノート1ページで十分。
一人で考えるのが心細くなったら、マリッジオーシャンで話を聞いてみるだけでも大丈夫です。相談は無料です。オンライン面談は21:00以降も選べるので、仕事のあとに自宅から相談できます。マリッジオーシャンの無料相談フォームからお申し込みください。先に気軽に質問したい方は、マリッジオーシャンのLINE(友だち追加)からどうぞ。





